過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

間伐材を使ったローコスト住宅プラン

この山里の仲間と、いろいろとビジネスプランを練っている。まあ、お金儲けするぞ! というよりは、異業種の組み合わせで、なにか楽しめないだろうか。そうして、地域が活気づくことはないだろうか、というノリでフリートークしている。▲そんな中で生まれたのが、地元の間伐材をつかった3坪住宅の販売だ。

3坪というと、10平米、6畳だ。実際に、この家を建てた人のところに行ったが、3坪でも十分すぎるほど快適だったよ。▲しかも、簡単にできるという。3人で10日もあれば可能。費用は間伐材を自分であつめれば、20万円もしない。▲敷地とチカラと仲間がいればできそう。ただ、給排水は別途費用がかかるので、とりあえず自分の隠れ家、子供の部屋、かんたんな店舗、離れの気分転換の家って感じだ。

まあしかし、簡単とはいうものの、実際に建ててみないとわからない。ので、この夏から、わがやの敷地に実際に建ててみることにした。ありがたいことに、仲間が建ててくれる。ぼくは手伝い。完成したら、それがモデルハウスとなる。製作過程で、標準キットを試作する。▲ゆくゆくはクライン・ガルテン(週末滞在型の農場)にもっていきたい。遊休農地ばかりなので、そこにこの3坪住宅を建てて、週末ファーマーが来てくれれば、村おこしにもなる。うちも1300坪の農地をどうしようかと思っているから、ちょうどいい。▲ということで、事業概要書を作ってみた。これは、行政に補助をしてもらうための、たたき台。