過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「伊豆のジオパーク構想の企画に相談に乗ってほしいと」言われてたずねた。

東京からの帰り、熱海に寄る。
熱海の旅館のオーナーから、「伊豆のジオパーク構想の企画に相談に乗ってほしいと」言われてたずねた。

伊豆山神社を起点にした信仰の道づくりで、人を呼びたい。
だれそれがこういうことを言っていた、県会議員がこういう企画を、。自民党に二階さんがこんな構想をという。が、要項もないので、雲をつかむような話にみえた。

いろいろ企画はあるが、こちらには、それにお付き合いする余裕はない。

要項も企画の申請書類もないと、いくら企画しても雲を着くようにな話になる。
このあたりがしかとわからないと、いくら企画しても意味がない。だれそれがこう言っている、予算がつくらしい、自民党の偉い人が‥‥といっても、にわかに信じがたい。

いくら詳細を聞いても、「具体」が出てこなかった。
泊めていただいたが、「いくら話をしても実態が見えない。これでは、時間がもったいないで、また縁があれば。じゃあね」と別れた。

帰宅して、調べるとこういうことが背景らしい。

───二階俊博は、2016年8月に国土強靭化推進本部に格上げされた。自由民主党の国土強靭化推進本部本部長を務めている。
国土強靭化基本計画は、自大規模自然災害に備えて人命保護や被害の最小化、経済社会の維持と迅速な復旧復興のための取り組み。
取り組むメリットには、被害の縮小や施策の効率化、地域の持続的な成長などが挙げられる。
政府は、国土強靭化の取り組みの加速化・深化を図るため、「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」を新たにとりまとめました。2025年度までの5カ年に、概ね15兆円の事業規模で123の対策を講じる。
国土強靭化基本計画は、平成25年12月に「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」として公布・施行された。

なるほど、「2025年度までの5カ年に、概ね15兆円の事業規模で123の対策を講じる」と。そこから派生する事業展開とわかった。

いちおう、伊豆の土砂災害の現場、伊豆山神社などを訪ねてはみた。
縁があれば動くけれど、こちらには余裕なんてないんだなあ。