過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ZOOM楽座の案內 6月5日(月)「道元禅師を語る」現成公案から


ZOOM楽座の案內
6月5日(月)「道元禅師を語る」現成公案から

13時〜15時(時間の延長もありうる)


参加費無料、顔出し・匿名・途中入退室ご自由
下記サイトにクリックすれば参加できる。ZOOMをインストールしておく必要あり。
https://us06web.zoom.us/j/4568526263
ミーティングID 456 852 6263


〈語り合いの趣旨〉
道元禅師というと、おそらく日本の宗教、思想家の中でもっとも深淵で哲学的で、もっとも難解だと思われる。孤高の高みにあり、限りない魅力がある。静寂で深いものがあり、日本の精神文化の底流のひとつ。ZENは海外でも(とくにフランスやアメリカ)高く評価されている。


道元の主著『正法眼蔵』(しょうぼうげんぞう)のなかの「現成公案」(げんじょうこうあん)の一節をともに学んでいきたい。


仏道をならうとは自己をならうなり。自己をならうというは、自己をわするるなり。自己をわするるというは、万法に証せらるるなり。万法に証せらるるというは、自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり」(現成公案


ううむ。とても難しい。真髄がわからない中で、かたりあおうという企画。


①日本仏教のなかでも、もっともブッダの教えに忠実であり、実践の芯から通じているのが道元禅師の教えと思っている。しかしブッダの教えと、道元禅師の教えは、同じなんだろうか。違うとしたら、どこがどう違うんだろうか。


②只管打坐(しかんたざ:ひたすら座ること)というが、──ただ座るということがどれほど深いことか。それが、はたして現実の悩み苦しみを超えられることなのか。


③実のところ、自分のこの人生をどうするんだ。日々の暮らしをどのようにしていったらいいのか。いまかかえている悩み・苦しみ・不安をどう超えていくのか。ラクになるにはどうしたらいいのか。そのことと、道元の教え、坐禅とどうつながるのか。


最初の20分は池谷が道元禅師の生涯と教えについて説明。あとは、参加者とのやりとり。参加者の問題意識、体験によって、話の内容はどんどん移ると思います。


※ZOOM楽座。6月3日(土)14時〜16時。
「陶芸家鈴木青宵 やがては巨匠に」
 陶芸家 鈴木青宵(せいしょう)