過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

共時性(シンクロニシティ)が起こることが多い

共時性シンクロニシティ:因果関係のない2つの出来事が、偶然とは思えないかたちで同時に起きること)とでもいうか。

ぼくには、それがよく起こることがある。

きょうは、この過疎の山里にある銀行の支店に行く。
現金を降ろすことになって免許証の提示を求められた。

免許証を見た女性事務員の方が、誕生日が5月23日。ぼくと一日違いだった。すると、その隣りにいた事務員の人が、ぼくと同じ5月22日というではないか。
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10年くらい前、雲を耕す会というNPO法人の総会で講演を依頼された。そのときの広報担当の方が、ぼくと生年月日が全く一緒だった。

そのまた10年くらい前、平将門の胴塚がある水海道のお寺の住職の本を作ることになって、出版社の方と訪問した。

なにげに誕生日の話をすると、その和尚が5月21日。ぼくが5月22日。なんと出版社の編集者の人が5月23日。えーー!とびっくりしたものだった。
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じつは、西洋占星術をすこし探求している。生年月日と太陽と月の支配星の関係と人の性格について、100人以上のデータをとっている。

大きくは火の星座、水の星座、風の星座、土の星座と分類されてそしてまた細かくなっていくのだが、それを眺めていると、だいたいある種のイメージがつかめてくる。

その人が生年月日が間違えていたりしても、占星術からみて、たぶん一日ちがうよ、ということもわかったりする。

バースチャートを読み込めれば、かなりみえてくるものがあると思うが、まだそこまでは学べていない。
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インドを旅したときは、南インドでジョーティッシュ(インド占星術)でみてもらったりした。とても緻密でよく当たったのには驚いた。

といっても、いろんな占星術者がいて、これまたおもしろい。
ベナレスでは、ニーラババという人が「そこの者、占星術でみてあげよう。金はいらんぞ」という。
「タダならいいか。じゃあ」とみてもらった。

あなたは、60歳でサマーディをマスターする。70歳でタントラをマスターする、などと言われたものだった。

─ああ、そうなんだ。どうもありがとう。じゃあね。
そのまま帰ろうとすると、「待て」。
「わしは金はいらない。じゃが、神がわしを通して謝礼を要求しておる。いくらかおいていけ」
─なんだそれ……。

というようなことがあった。