過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日本がチープな国になったという背景

日本は、「実質賃金」が伸びていない。他の先進国は伸びている。日本は、確実に、貧しい人、生活に苦しい人が増えている。
インバウンドで外国人が日本にたくさんくるようになったのは、日本がチープな国になったという背景にあるのだと思う。
-----------------------
ぼくは、インドにこれまで13回も出かけているが、それはバブル期前後であったから、インドはものすごくチープで、余裕の旅ができた。
月に2万円もあれば、暮らしていけた。(往復のエアチケットは10万円近くしたが)
----------------
ぼくの場合は、とんでもない安宿でもへっちゃらで、カルカッタのサルベーションアーミー(救世軍)のゲストハウスなど、日本円で一泊150円くらい。
あちこち泊まったゲストハウス(ドミトリーの大人数の相部屋)でも一泊500〜1000円くらい。
食事も、一食100〜300円。リキシャー(ときには人力車)も、100〜300円。そして、鉄道などすごく安かった。
いまインドは経済力も上がって、そんなチープな旅はできないと思うが。ま、なにより年をとって、もはや体力が続かない。