過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

つくべき縁あればともない、はなるべき縁あれば、はなるる

「つくべき縁あればともない、はなるべき縁あれば、はなるる」(親鸞歎異抄)というのが、ぼくの生き方の基本。

縁があればそこから起きていくし、縁が尽きればそこでおしまい(親鸞はもっと深い意味で言っているんだと思うけれど)。

年末から、友人のT君がうちの施設の一室に暮らすことになった。正月には、ネパールのクリシュナたち7名たちが、ここで瞑想キャンプ。

そして、また中旬から、インドにずっと暮らしていたNさん夫妻が、訪ねてきて10日あまり滞在。そしていま、うちの空き家にしばらく滞在してくれることになった。

それぞれの役割があるようで、いろいろありがたい。T君のはたらきぶりのすごいこと。木工、力仕事、掃除、片付け、あかりと遊んでくれるなど、ぼくに足りないところを、よーく補ってくれている。とても助かる。まるで、カミの使いみたいな。

Nさん夫妻は、深遠な瞑想世界の人。片付けのできていない広大な敷地の空き家に暮らしてもらうことで、すこしずつ片付いて浄化されていく、秩序ができていくようでありがたい。