過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

親子で助け合う、励まし合うという、かけがえのない体験

あかりがいると妻の仕事ができなくなるので、おとうちゃんがつれ出せば、仕事が進む。
ということで、きょうは浜北の森林公園で行われた森林セラピー音楽祭にでかけたのだった。
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「楽しかったねえ。やさしい人ばかりだった。威張ってる人なんか一人もいなかったし。自由だし。よかったねー。また来たい。ここがいちばんいいよ」。
あかりは、友だちもできて遊んでた。ひとりで、あちこち露天を見てた。最後はステージに上って、ジャンベドラムを叩いてた。おとうちゃんも、久しぶりの友人にもたくさん会えて楽しかった。
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ただ、楽しいこともあれば試練もある。帰りは道に迷った。
あっちか、いやこっち。また元の道に引き返す。どんどんと暗くなる。早く見つけないとと真っ暗になる。うわっ、どうしよう。
あかりと手をつないでさまよっていた。荷物は重い。暗くなってきて、ますます不安。駐車場を見つけて車に乗ったものの、これまた山道をさ迷う。


先行き不安な人生を象徴している。まあ人生、つねに不安と恐怖と迷いはつきまとうんだなぁ。
しかし、それとともにいる。すすむだけ。そしてなんとかなる。なんともならんときもあるけど。それはそれで仕方なし。ともあれ、親子で助け合う、励まし合うという、かけがえのない体験をした。

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