過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「死んだらおしまい、じゃなかった」は49刷になった

PHP研究所から本が届いた。「死んだらおしまい、じゃなかった」(大島祥明著)が、なんと49刷になった。販売累計すると20万部近くになりそう。
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12年前に作らせてもらった本である。初版は8千部。
まあ、そんなに売れるのかなあ、せいぜい5千部か。それくらい売れれば御の字だなあと思っていた。そして、ほとんど動かなかった。
ところが生協のカタログに掲載しだしてから、東北部中心に売れだした。東北大震災後から、さらに売れだした。

いきなりどかーんと売れるのではなく、こうして少しずつ地道にコツコツと売れていくというのがありがたい。

続編を出すように、出版社から何度も依頼されている。しかし当のお坊さんにもう元気がない。さらにものすごく忙しそう。こちらも、山里にいてデイサービスを経営しているので、出かけられない。なんとか、ZOOMを使って続編を作りたいなあと思いつつ。
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二千件以上の葬儀を実体験したお坊さんの霊的体験である。八百件あたりから、死後の霊的な存在がわかりだした。そのことを一つ一つ克明に記録していったものだ。

供養の本義は、お坊さんのお経ではない。遺族が故人を偲ぶための場作り、波動づくり、心を集中する効果としてはお経がある。

しかし、たいせつなのは、お坊さんじゃない。遺族が故人を偲ぶ心こそが供養になる。それが趣旨であるが、具体的に二千件以上の葬儀を実体験したお坊さんゆえに説得力がある。

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