過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

竹炭、竹酢液、素焼、縄文式土器もできそうだ

石の地蔵を彫りにきてくれている左近さん。きょうもテラスでひたすら石を刻んでいた。
彼の本業は炭焼師である。見事な窯をつくっている。
「火をつければ、まちがいなく見事な炭ができる」という秘伝の窯。
これまで、何度も炭焼のビジネスのことは教えてもらっていた。だが、話だけで終わっていた。
それが、左近さんのほうから、石仏を彫りに来る。「炭焼き窯もつくろう」と言ってくれる。左近さんの元気にうちに、窯作り、炭焼の仕方を学んでおきたい。タイミングよく一緒につくりたいという体力のある助っ人も現れた。
こちらなら、設置する敷地は十分にある。隣家も離れているので、煙や臭いなど、迷惑はかからないとは思う。
孟宗竹の炭、竹酢液、コナラやクヌギ、みかんの木の炭。さらには、素焼きの器、縄文式土器もできそうだ。
炭を焼いたとしても、売れるのかどうかわからない。販路づくりもかんたんではない。「池谷は、飽きっぽいのだから、続かないと思う。やめたほうがよい」と友人は言う。

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