過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

煙突を閉じて、焚き口を赤土で完全に塞ぐ

炭焼き窯の見守りがつづく。坂本君が窯の隣にムシロで小屋を立ててくれた。インディアンのティピのように、中で焚き火ができる。まだ格好はよくないけど、めざすは縄文式の住居だ▲坂本くん、杉山くんがドラム缶風呂をセットして、薪割り。三人で交代で風呂に入る。体の芯からあたたまる。あ〜こりゃこりゃの気分。これで晴れていれば星空が美しい。オリオンも北斗七星もくっきりと見えてくる▲炭焼き、焚き火、バーベキュー、ドラム缶風呂。星空観察のワークショップができるね。

夜になって、煙の量が少なくなってきた。色が白から青っぽくなってきた。その時点で、完全に火を消すように栗島さんから指導されていた。煙突を閉じて、焚き口を赤土で完全に塞ぐ▲そのまま2日くらい放置しておくと、なかで炭ができあがる。これに失敗すると、みんな燃えて灰になってしまう。今回は炭作りじゃなくて、炭焼き窯作りが目的なので、炭ができなくても構わないけど▲焚き口に芋を置いたらおいしい焼き芋ができた。木酢液はバケツ3杯分くらいできている。うれしい副産物。