過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

自閉症児のグループホームを作りたいという友人

ハコモノが活用されずにそのまま、というところが全国にはたくさんある。
廃校とか農村都市交流センターとか、土木事務所だとか、営林署だとか、あるいは特養だとか。

耐震設計されていない。補修しようとすると、多額の費用がかかる。維持運営の軽費も出ない。
しかし、解体するのに1千万円も数千万円もする。建物を老朽化のまま放置すれば、危険ということで、多額の費用をかけて解体することになる。
解体してサラ地にしても、その活用法はない。草が生えるだけ。

また、経営が立ち行かなくなった民間の老人ホームなども、全国に300〜500もあると聞く。
新規参入が増えて、経営スキルのないところ、財務体質の弱い所は経営維持が難しい。介護報酬がきびしくなって、人件費倒れとなってしまう。人手不足もつづく。他人事にあらず。

山奥に暮らしているので、まちなかに出かけ時には、ついでにいろいろみてまわる。
年内に閉じる予定の特養の施設も見学。

こうした施設を活用して、自閉症児のグループホームを作りたいという友人がいる。さて、これをどうブリッジするか。

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