過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ハンガーを使ったストレッチ

年をとると、身体が固くなる。日ごろ運動も、ストレッチもしていない。ストレスフルな日々だと、余計に身体はこわばる。
身体がこわばると、心もこわばる。心がこわばると、イライラする。余計な摩擦を生んで、トラブルになり、ますます身体がこわばる。悪循環。
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縁あって昨年末からデイサービスの事業をはじめた。利用者さんに歌のリードや体操のリードをするようになった。
高齢の方が多いので、無理はできない。机に座ったまま、あるいは机に両手をついての屈伸運動とか。なるたけ、ゆっくり、無理をしないでゆっくり、ゆるゆる。
そのおかげで、「身体の動きをリードするってどうしたらいいだろうか」という意識はいつもある。教えることは学ぶことになる。探求になる。
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あれこれと、ネットを見たり本を読んだりして、ひとつツールとしていいと思ったのは、「ハンガー」だ。
かならずどこの家にもあるハンガー。それをつかうと、身体のストレッチが楽しめる。
ハンガーを両手でつかんで、ゆっくり上に持ち上げる。肩に下げる。ひねる。右や左に側弯する。腕を伸ばして、クルマのハンドルのように右回転、左回転。
いろいろ工夫するのは楽しい。肩甲骨同士を内側に寄せる。肩の可動域がひろがる。なにしろ気持ちがいい。
また、ハンガーの端を指圧のようにして、足の裏とか、鎖骨の上などを押す。みぞおちを押す。
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筋トレも大事だけど、ストレッチがすごく大切。そして、イタ気持ちよさを味わうと、そのままヨーガになる。瞑想になる。余計な雑念が静まる。
そのうち、ZOOM楽座でこうしたリラクセーション、ストレッチ、身体ほぐしのワークを行っていこうと思う。