過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ランと駐在さんと

きょうのデイ。

ラン(甲斐犬)を施設に連れて行った。ランを木製のデッキにつなげておいたら、日があたって気持ちが良さそう。

利用者さんも、ランがそこにいるので、めずらしくて楽しそう。「やさしそうなワンちゃん」と、評判がよかった。

ランも、癒やしの効果があるんだね。ただ、利用者さんには、怖いと感じる方もいると思うので、ガラスのドアを隔てているが。
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昼食後に、Mさんとともに、ランを連れて気田川沿いを散歩した。ランの散歩も兼ねてちょうどいい。

あっちにもこっちにも、イノシシが土をほっくり返した跡があった。夜になると山からやってきて川を渡り、近くまで来て土を掘るのだ。ミミズを見つけて食べるためだ。

その後、ランをデッキにずっとつなげておいて、食事も与えていなかった。利用者さんたちが「かわいそう」とみんな言う。同情を寄せて心配されるので、エサを取りに戻ったのだった。
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ところで、利用者のUさんの家に、夜中にガチャガチャと扉を受ける音がした、という。これからも怖い。それで、110番して、天竜警察に電話して、気田の駐在さんにきてもらった。

このおまわりさんは、いつもあかりの幼稚園の門のところで、朝、みんなを迎えてくれている。きょうも、幼稚園児のお遊戯の発表会にも来賓として、来られていた。

どんな経緯でおまわりさんになって、どんな訓練を積んできたかみたいな話を、そのうち施設でしてもらおうと思っているところ。

おまわりさん、お坊さん、猟師、竹細工職人、鍛冶屋、いろんな人に来てもらってお話の機会を持ちたい。

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