過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

子どもが遊べて親が交流できる図書館

図書館が好きで、よく通う。気になった本は、ほとんどネットでリクエストして、借りる。春野の図書館には家から車で7分。木質空間で、落ち着いていてありがたい。図書館の前の施設には、広いお風呂にサウナがある。あこれもありがたい。
ところがだ。あかりを連れていくが、はしゃいで走り回ってみなさんの迷惑になる。注意しても、なかなか子どもは難しい。同じ年の子がいたら、これまた大騒ぎになったりする。その度に注意するのもエネルギーがいる。


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子どもが騒げる遊び場兼図書館があるといい。親が本を読めて、こどもがわいわい遊べる空間が一体になった施設があるといい。お母さんたちはおしゃべりができる。そして、絵本やら児童文学がたくさんある。そんな図書館が理想的。駐車場もたくさんほしい。
しかし、まあ地方には無理かと思っていた。


そうしたら、あった。

浜松市の隣の磐田市に昨年オープンした、「ひと・ほんの庭 にこっと」だ。


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靴を脱いで、遊べる多目的エリアがひろい。いろいろなおもちゃがある。もちろん授乳室もある。子どもたちは自然と友だちになって、一緒にあそべる。親はその近くでリラックスして読書したりお喋りができる。
図書館司書、保健師、保育士がいるので、本のこと、子育てのことなど相談に乗ってくれる。絵本も児童図書が3万冊はありがたい。


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芝生の広場の庭にも出られて、柵があって子どもが勝手に飛び出していけないようになっている。
ゾウさんの滑り台がある。親は、テーブルの上で子どもたちを見守りながら読書とお喋りができる。
また、自動販売機やポット、電子レンジがあったりと、ゆっくり飲食できる。離乳食や赤ちゃんのミルクを作っても大丈夫。
もちろん、大人が静かに本が読める場もある。自習室も、講座の和室もある。天文体もあるようだ。となりの施設では合気道杖道、ヨーガなども教えてくれる。なんとまあ、ありがたい場だ。


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図書館というのは、たくさんの蔵書があり、本を貸し出して、読むのが本義。が、いまもとめらているのは、情報発信の拠点だ。人と人との出会いの空間。とくに、小さい子がいる場合、子供同士が自由に遊べて騒げて本が読める、多目的な自由な空間が、全国にできていくといいと思う。そこで軽トラの朝市やイベントがあってもいいと思う。
※「ひと・ほんの庭 にこっと」磐田市磐田市上新屋304 TEL 0538-36-1711 オープン:9時30分~18時00分、休館日毎週月曜日・第4木曜日。

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