過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

この数日の変化で大きいのは、長時間、本を読み出したこと

育児は「一世一代の大事業」だと思う。縁あって親子となったわけだ。まあ神さまとか宇宙とか、異次元の世界から預かっているともいえる。過去世があるとしたら、深い縁で親子となったのかもしれない。

7年前に生まれてきたあかりだが、自らが「こういう人生を生きる。だから、こういう親、こういう環境にする」ときめて、ストーリーを描いて現れたのかもしれない。

縦糸、横糸が織りなす世界、人間模様。そのなかでの悪戦苦闘は、日々、魂の修行をさせてもらえると思えばいいか。
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さて、あかりは小一の9月1日から学校はやめてしまって、自宅学習の道を選んでいる。「自分の時間がほしい」というのが理由だ。

とはいうものの、ひとりあそびはまだ難しい。近くに子どもはいないので、親子のタテの関係だけになる。「遊んでー」というと、相手しなくちゃいけない。

これは、時間も体力もいることで、自分の仕事ができなくなる。仕事は山積み。ストレスが溜まる。

だが、ありがたいことに、康ちゃんという大人材が昨年から現れて(いま我が家に住み込み)、あかりとの遊びをしっかりとやってくれている。まことに神の配材と思うしかない。
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やがてはあかりが、ひとりあそびができくれるように。そう願っている。

で、ここ一ヶ月くらいで、すこしずつ変化が起きているようだ。
絵日記を書いたり、ひとりで絵を描いたりしている。

この数日の変化で大きいのは、長時間、本を読み出したこと。音読しながら読んで時間を過ごすようになった。

図書館に行くと、フロアーに座り込んで読み出す。「この本を借りたい」というので借りた。
すると、歩きながらも読んでいる、車の中でも読んでいる、寝る前にも読んでいる。
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読書好きになったら、もうしめたもの。

読書を通して、自分でどんどんと興味の世界を深め、そして広げていける。おもしろいこと、興味をもったことを深めれば、そこから広がる。いろいろな知識がつながる。さらには、YouTubeやZOOMの活用で、どんどんと広がる。

あとは、自然の中でサバイバイルの体験を身につけさせなくちゃ。

それで、ここの施設の敷地を活用して親子の交流の集いを催す。たとえば、イノシシの丸焼きは今月中だ。そして来年からは、施設図書館として多世代交流のサロンとして活用していく計画。どうなるかは、わからない。