過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「眠れないんです」と言うと、「では、電気羊が一日、電気羊が二匹」と

「眠れないんです」と言うと、「では、電気羊が一日、電気羊が二匹」とえんえんと喋ってくれる。「今日の天気は?」と聞くと「午後から雨になりそうです」と答えてくれる。

「浜松駅に行きたい」と言えば、いまの場所から目的地までの地図が示され、道順と時間を終えてくれる。

「昭和28年は、西暦では何年ですか?」と聞けば、「1953年です」とこたえる。「10分後にアームしてください」と言えば、「はい、9時10分にアラームをセットしました」と答えて、そのようにセットしてくれる。
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これらは「音声検索」と「セマンティック」(意味的な検索。類似語とか、話す人の意図や文脈を判断する)機能があるからだ。いわばAIのすごさだ。

「7時に起こせ」「7時にアラーム」「7時に目覚まし」と言っでも、おんなじ意図だと理解しているわけだ。

「幸せになりたいんだけど」と聞くと、「では、こちらのサイトをどうぞ」と、幸せに関するサイトを紹介してくれる。まことに、すごい時代になってきている。
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音声入力は、iPhoneに装備されている「siri」という、いわば人工知能の力が大きい。電源ボタンを長押しすると、siriが出てきて「ご用件は何でしょうか」と聞く。

こんな便利な機能があったことに、今更ながら驚く。

使っている人には、そんなことは「あたりまえ」ことだが、「こんなに便利だったのか」と驚いた。

ちなみに、ぼくのケータイはiPhoneで、運転しながら、よく音声入力変換で文章をつむいでいる。文章作りは、かなりの比重で音声入力になってきている。ITの世界では、リープフロッグ(Leapfrog 蛙跳び)。ものすごい進歩である。

 

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