過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「布絵」作家の作品集をつくっている

「布絵」作家の作品集をつくっている。古布を切っては縫い付けて絵にしたものだ。印刷をかける前に最終的に確認してもらおうと、オン・デマンド印刷で見本をつくって渡した。これがオッケーなら、オフセット印刷にかけることになる。

「これでいい。満足です」ということであった。けれども、「やっぱりねぇ、並製本じゃなくて、ちゃんとカバーがほしい」と言われた。

これまで仕様が次々と変わってきた。「やっぱり表紙は和紙にしたい」「やっぱり見返しはほしい」「やっぱり表紙のカバーはなくてもいい」。考えが変わることと、ぼくが怠けていたこととあいまって数年もかかった。ま、いよいよ、これで完了となりそう。よかった、よかった。

さらには、展示会の企画もきまった。きのう地域情報誌の発刊の企画会議でつかわせてもらった喫茶店(大平台の香爐)で、見本をみてもらった。ママのおめがねにかなって、来春、一ヶ月間もの間、店内で展示してくださることになった。しかも、無料でいいという。

せっかく本を作らせてもらうのだから、いろいろ企画させてもらうつもり。展示会の企画、マスコミへのリリース、布絵づくりを習いたい人に向けてのの講座など。まあしかし、作者の竹山さんは、80歳を超えておられるので、無理はできないけれど。