過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

つねに呼吸とともにある。そこを基軸にしていく。

「もっと深い息ができるようになります。」
その言葉をよく思い出す。かつて、気功の先生からそう言われた。そうか、もっと深い呼吸ができるんだ……。

自分の呼吸がまだまだ浅い、ということはわかる。もっと深い呼吸が可能なんだろう。つねに意識的に深い呼吸にしていくことで、開発されていくことができると思う。物理的に肺活量が増えるということもある。

けれど、先生がいうのは「気を通す」ということらしい。とくにハートチャクラ。そこがもっとひらくと、深い呼吸ができるようになるのだ、と。

そして、たいせつなのは、体の芯に気が通るということ。

いろいろな呼吸法がある。背骨で呼吸するように、という人がいる。頭から天からのエネルギーを吸って、自分という身体を通して足の裏で大地にかえす。天地の呼吸というイメージを教えてくれた人もいる。

ともあれ、呼吸に意識をむける。つねに呼吸とともにある。そこを基軸にしていく。なにがあっても何が起きても、いつでもどんなときでも、呼吸とともにある。そういう暮らし、生き方。