過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

来世についてのイメージかな 生と死を繰り返す

人は肉体と心でできている。死ねば、肉体は滅ぶ。地に還る。
しかし、心は滅びない。では、どこいくのか。天に還る。山に還る。あの世に還る。

そしてまた、いつの日か、新しい肉体をともなってこの世に生を受ける。縁の深い子孫のもとに生まれてくる。そして死に、そしたまた生まれてくる。これを繰り返していく。

いわば朝、目が覚める(生)。そして、夜になると眠りに入る(死ぬ)。疲れた肉体のままでは、心はいきいきと活動できないので、肉体は休ませなくてはならない。なので、眠りに入る。これを繰り返してくことで、ひとの人生がある。

肉体は存続しないが、心はつづく。前世の性質、才能、徳みたいなものは、継承されていく。生死、生死を繰り返して、この世でいろいろな体験を積むことによって、心は成長していく。

なので死ぬのは、疲れたから休むみたいなもの。そしてまた、あたらしいエネルギーで生まれてきて、この世を楽しむ。学ぶ。縁ある人とまた交流していく。

日本人が考える来世についてのイメージかな。なんとなくそうかなあ、と思っているけど。