こうしてOSHOの説法が字幕スーパー付きで見られる。ありがたいことだ。インドのプーナのアシュラムにいったとき、すでにOSHOはこの世にいなかった。OSHOのいないアシュラムは、ぼくにはほとんど魅力がなかった。
インドの旅はたっぷり時間がある。列車にのって20時間も30時間もかかるような移動をしていた。北インドのデリーからインド大陸最南端のトリヴァンドラムまでの55時間の旅というのもあった。
長旅は暇なので、本をさがした。やさしく読めて楽しいもの。駅の構内の売店には、OSHOやクリシュナムルティ、シヴァナンダの本が売られていた。さすがインドだ。しかも一冊10ルピー(当時で50円くらいだったか)というやすさ。
英語で書かれたOSHOの本は、とても読みやすかった。これはおもしろい、日本に帰ったらもっと読もうと50冊くらい買い求めて、船便で日本に送ったことがあった。インドの旅のなかでこそ読めたが、日本では集中して読むことはできなくなっていた。いまこうして、YouTubeで接することができるのはうれしい。