過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

巨大な稲架掛け

いよいよの稲刈りだ。5月に休耕田を起こして6月に田植え、真夏には毎朝、休まずに草取りをした。その田んぼがやっと収穫という運びになった▲もち米のほうは先週、手刈りで完了。きょうからはうるち米。2反(600坪)もあるので、一日では終わりそうもない。

まずは、森下さんの指導で、稲架掛けの組み立て。これが、たいへんな力仕事。杭の穴を開け、稲を架ける棒を結わえ付ける。なにしろ大きい。高さは4メートル以上、幅は20メートルもあろうか。まるで工事現場みたいな作業だ。この作業にずいぶんと手間取った。しかし、みんなで呼吸を合わせて、力を合わせて、重たい杭を打ち込み、結わえ付けていく作業は、なかなか楽しいことだ。