過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

稲架掛けは6段

稲架掛けは6段。このあたりで、ひときわ目立つ。これだけ掛けても、あと1枚の田んぼ、3分の1ほど稲刈りが残っている。でも、明日も明後日も雨そうなので、一休みかな▲多くの方に手伝っていただいた。こんなふうに家族同士で稲刈りができるのがいいね。小さな子も大人も、それぞれができる仕事がある▲子どもたちが稲の束を抱えて渡してくれる。はいよ、はいよ、と。それを大人が稲架掛けする。仕事を通して呼吸があうというのがしあわせ▲稲刈りの時の歌なんか、あるといいね。ちーちゃんにあかりを抱いてもらった。この子は小1、とってもしっかりしている。

きょうの課題。稲刈り機(バインダー)が不調で、修理にかなり手間取った▲近所の下村さんが手伝って直してくれた。終盤は稲刈り機2台が動く。しかし、昨日、共同購入していた脱穀機がダメになったという情報が入った。機械のトラブルで足踏みするのが定番になっている▲稲架掛けが終わったら、脱穀。籾摺り。そして、年末には餅つきだ。こうやって、みんなであそべるのが、米作りの醍醐味かな。

子どもたちには、春には代かきでどろんこあそび、田植え。夏には、草取り。そして秋の稲刈り。冬の餅つきというふうに、一年を通して関われると、さらに楽しいと思う。来年はそんなふうに企画していきたい。アイガモ農法もやるかもしれない。