過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

毎朝の田んぼの草取り

毎朝の田んぼ仕事は続く▲コナギがしっかりと根を張ってきて、まことにしぶとい(1枚目の写真)。小さいうちはナイロンのデッキブラシで擦れば、かんたんにとれた。しかし、こんなにしかと根を張ってくると、難しい▲そこでワイヤのデッキブラシに切り替えてみた。これで、こすっていくと、破壊力が大きい。根こそぎ取られたコナギがぷかぷかと浮かぶ(2枚目の写真)。

ヒエもやっかいだ。稲とそっくりで見分けがつきにくい。(3枚目の写真、稲の左隣りにがっしりと根を張っているのがヒエ)。稲よりもはるかに強くたくましい。こちらは手で引っこ抜くしかない▲こうして毎日、草取りを続けていく。実に手間のかかることだ。しかし、この草取り作業は、体力づくり、筋トレ、早寝早起きの習慣づくりに大いに役に立っている。

日々、変化していく田んぼの風景がたのしい。育っていく苗。周りの草花たち。次々と現れてくる生きものたち。昆虫、魚、両生類、爬虫類、鳥、動物たち。その観察と出会いがまた、うれしいことだ。