過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山里のなりわい力

「個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのではなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身につく仕事を〈ナリワイ〉(生業)と呼ぶ。これからの時代は、一人がナリワイを3個以上持っていると面白い。」(ナリワイをつくる──人生を盗まれない働き方、伊藤洋志著、東京書籍)

やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身につく仕事、それとネットワークが広がる仕事が、いい。逆に、やってもやっても、同じことの繰り返し、頭も鍛えられない、技も身につかない、ネットワークも広がらない、なぁんて仕事ほどつらいものはない。

いま「山里のなりわい力」ということを、いろいろと考えている。たくさん稼ごうというと、なかなか難しい。それこそ、3万円ビジネスでいいのかもしれない。それをいくつか持っている。そんな暮らしの提案。

そうして、そんな暮らしを実現している人が、山里にはたしかにいる。そうした人を、発掘して紹介していく。「なりわい力──山里の仕事百貨」という企画書を書いてみた。採択されたら、また動き出す。