過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

きょうは千客万来の日

こんな山里に、日々、いろいろな方が訪ねてきてくれる。いながらにして、多様な世界とのやりとりが起きて、飽きることがない▲朝には、芸術的な瓢箪のランプシェードをつくっている池田さん夫妻。1町6反もの畑をもつお茶農家で、ほとんどが完全無農薬▲いまロケットストーブでの暖房装置を製作中。煙道を横に長く伸ばし土をかぶせて温かいベンチで暖房する。そのために赤土が必要。ぼくのほうも、炭焼き窯づくりのために赤土が必要。ということで、一緒に山に掘りに行く。

午後には、山仕事と農作業の手伝いに、まちなかから藤田さんが来訪。草刈りを手伝ってもらう。若い力がありがたい。明日は、木の伐採と間伐材の玉切を▲すると、立正佼成会の方が二人、機関誌を携えて来訪されて立ち話▲さらに、島田市から、喫茶こもれびのマスターの松本さんが来訪。こんど菊川の自治会で講演を、と依頼されていたので打ち合わせ▲そうこうしていると、都田自然学校の加藤さんが来訪。山里のなりわいのこと、茶の実オイルやスギ・ヒノキのアロマ抽出のことなど三人で語りあう。

加藤さんには、うちの敷地をみてもらい、ここにツリーハウスがいいね、ここはステージにしたらいい、などと計画を練る▲それから、加藤さんと藤田さんを乗せて、春野の人めぐり案内、楽舎の交流センター〈らくあん〉、家を自力で4棟つくった一休さん、いまステキなアトリエ風の寄り合い場を建設中のあさまきさん、敷地の木を伐採中の玉木さんのお宅などを訪問▲楽舎の田んぼと畑もみてもらう。締めは、お祭の寄付にと自治会の方が来訪して本日は、おしまい。