過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

杉の大木を伐った

ぎりぎりぎり、ゆらっと傾く。倒れるや、ズズーンと地響きが起きた。ぜんぶで杉の大木を3本伐った▲どちらの方向に倒すのかが、難しい。受け口を切り、チルホールをセットしてめざす方向に引張る。

炭焼き窯を設置するため、わがやの杉の大木を伐採した▲万が一、炭焼き窯の天井が落ちた時、そこから炎が吹きあがる。そんなことになれば、木に燃え移って山火事になる。それで、あたりの木を伐ることにしたのだ▲伐ってくれたのは玉木さん。その熟練したワザと正確な知識で、いろいろと教えていただいた。

倒した後は、枝を伐採して運んだり、玉切りにしたり。4人で3時間の仕事だった▲午後は、また山に出掛けて、軽トラ一杯に赤土を掘って運んできた。きょうの山仕事は、なかなか疲れた。