過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

死亡者総数の増加とマスク率の高さ

親しい人が、かなり亡くなってきている。あるいは長期入院になった。
脳梗塞、大動脈剥離、脳幹血栓脳出血。突然のがん、いきなりステージが3期、4期とか。
その他、いろいろな諸症状。もうみんな年だしね、いつなんどき自分もというふうに思う。
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2018年から厚労省の人口動態速報を毎月入力している。2018年から2020年までは、年間130万人台の死亡者総数。それが2021年から2022年は、140万人〜160万人とたいへんな増加だ。そして、今年、来年も著しい増加と思われる。

2018年から2020年の死亡者総数の平均値と、2021年以降を比較すると、ざっくり死亡者総数は50〜60万人を超えると思う。大きな自然災害がいったわけではない、にもかかわらずこの死亡者数の増加は、まるで戦争のようなものだ。マスコミはそのことをほとんど報じない。

日本社会が高齢化したことだけが原因なのかどうかは、わからない。客観的な事実として、2021年の4月にワクチン接種がはじまった。11月には80%の人が接種。高齢者はまじめにワクチンを打っている。以来、ワクチンの接種は7回に及ぶ。
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いまだにマスクをしている人はたくさんいる。こんな過疎の山里のだれもいない河原の道でもマスクして歩いているお年寄り。子どもたちもまだ登下校時、マスクしている。マスクは息苦しいし、コミュニケーションが取りづらい。なにより自分が吐いた二酸化炭素また吸うわけで、体にいいワケがない。マスクによって免疫力は落ちる。

サッカー、野球、バスケ、短長距離走、相撲などでマスクしたら、酸欠で倒れてしまうだろう。箱根駅伝の奏者がマスクして走ればまちがいなく倒れる。あるいは死ぬ。そして、応援する観客の4割はマスクしていたかなあ。コロナ対策のためにつけているとしたら、合理的・科学的なこととは思えないが、まあお守りみたいなものか。

新鮮な空気を深く吸うこと、しっかり吐くこと、それがなにより大切と思っている。
こんな可塑の山里に暗い大きなメリットは、空気がいいこと。都会とは、空気の質感がまったく違うことかなあ。