過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日曜日の幼稚園の運動会

日曜日の幼稚園の運動会は雨のためにグランドではできず。体育館に移動して行うことになった。本作りの仕事があるため、途中で帰ってきた。妻だけが観戦。

仕事していると、やがてあかりが運動会から帰ってきた。
「おとうちゃん遊ぼう」。いつものようにお絵かきをして絵本を読む。あかりも、読み聞かせしてくれた。
しかし、そんなことでおとなしくしているあかりではない。

やがて「戦いごっこしよう」。「うん」。仕方ないなあ。
寝技勝負だ。カマキリ固め、ダンゴムシ固め、キリギリス飛び。

机の上からジャンプして、お父ちゃんがハッシと抱きとる遊び。最初、怖がっていたが、やがて思いっきりジャンプする。
「さあ跳ぶぞ」「さあこい」。ものすごい顔で勝負の表情をアピールする。

その次には、忍者ごっこ。道の小高いところににポーンと駆け上がる。細い塀の上をバランスをとって歩く。

ということで、あかりと二人の運動会となった。ああ、疲れた。
---------------------
私の父親とはほとんど、一緒に遊んだ記憶がない。楽しそうに遊んでくれた思い出がない。

いつも難しい顔して読書をしているか、新聞を読んでいるか、テレビを見ていた。こちらが騒ぐと、うるさいというような関わり方であった。

父親に思いっきり遊んでもらいたかったし、遊んでくれるお兄ちゃんがほしかった。遊びのなかで、なんらかの突破体験というものがある。それには、父親との関わりが大切。それがやがて、人生で新しいものに挑戦するステップにつながるのだと思う。

自分が父親に遊んでもらいたかったことを、あかりに私に求めている。そう思うことにしている。かつて遊びたかった私の分身である。いまはそういう時期かなあと思っている。それにしても思い切りやらなくちゃいけないので、体力がいる。

f:id:ichirindo:20210921075456j:plain

f:id:ichirindo:20210921075501j:plain