過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ナーム・アーミ・ダー!がお気に入り

ナーム・アーミ・ダー!
ナーム・アーミ・ダー!

南無阿弥陀仏。意味は、無限なるもの(いのち、時、光)におまかせします。
このマントラを思いきり唱える。タンバリンに叩きつけて声を出す。
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あかりとマントラを唱えて遊んだ。
マントラ真言)とは、神仏の名前、あるいは祈りの言葉の短いもの。南無妙法蓮華経南無阿弥陀仏も不動真言も、祝詞もオームもハレ・クリシュナ。光明真言祝詞(トホカミエミタメ)もその部類。
古来より唱え続けられ、音の響きそのものに力がある。

マントラを唱えては、いろいろためしてみる。
ナンミョーホーレンゲーキョー、オーム ナマシ ヴァーヤ、トホカミエミタメ……それぞれのひびきの力がある。味わいがある。

ためしていくうちに、ナーム・アーミ・ダー!のマントラが強烈だと思った。
シンプル。三拍子。「アー」に力が入る。最後のダーは最強の力を込める。
DAじゃなくて、 DHAである。猪木のダーというのに近い。

あかりは、ナーム・アーミ・ダー!がお気に入り。100%の渾身の力で声を出しきる。大きなタンバリン(低音が響く)やジャンベを思いっきり叩いて唱える。
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マントラはいわば、真理に至るツール。100%の力を込めると、すごいエネルギーワークになる。ごちゃごちゃしたものが吹っ切れる。そして新しいエネルギーが入ってくる。

とうちゃんの声があまりにものすごいので、あかりは怖がって逃げたりする。追いかけてまた唱える。そんなことを繰り返してあそぶ。やがてあかりが踊り出した。巫女おどりみたいなもの。

とうちゃんのマントラ、あかりの踊り。タンバリンの音の響き。これがえんえんと繰り広げられた。
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一つの踊りが終わる。あかりは「つぎのいい言葉をやって」とリクエストする。「ううーん。じゃあ、、生きとし生けるものが幸せでありますように(原始仏典の慈経)」でいこうか。

それにあわせてあかりが踊る。「はい、つぎ」「じゃあ、トワメーバ、マータ(女神をたたえるもの)」で行こうか。

あかりの踊りは、まったくの創作で自由そのものだ。
「楽しかったね、おとうちゃん。またやろう」
さすがのあかりが「疲れた。ひとやすみ。あまざけちょうだい」。

このワークは、毎日、繰り広げていくかな。おとうちゃんとあかりのエネルギーアップに通じる。