子どもがワクワク冒険していく場を作っていく。
子育ては親だけではたいへん。ほんらいは、両親、きょうだい、祖父母、親戚、そして地域で子どもを見守り育ててきたものだろう。
ところが、過疎の核家族ではとっても難しい。
とくに移住者など、ちかくにじじばば、親戚がいない。親にかなりの負担がかかる。
--------------------
子どもは子ども同士遊ぶのがいちばんいい。
山里には森や川や畑は場所はふんだんにある。
ところが、子どもがいない。それぞれが遠くに暮らしていて、近くにいない。
いっぽう〈まちなか〉にはたくさん子どもがいる。
でも、自然に恵まれていない。〈まちなか〉では、木登り、どろんこ遊び、火遊び、川遊びなんてできない。ヘビとやトカゲ、ヤギ、カブトムシなどいない。テレビゲームやDVDもいいけど、やはり自然の中での遊びがいちばん。
--------------------
ということで、山里にプレーパークを作ってしまう。
そこでも、子どもたちが出会って遊べる空間。
子どもがワクワク冒険できる場所。どんどん冒険して、自分の身体で学んでいく。親は見守る。手を貸す。
さて場所だ。
どこかいいところを決めて、みんなで作ることが一つ。
だけど、それには人手も資金もいる。近隣の許可もいる。かんたんにはいかない。
--------------------
そこで、まずはできるところから始めていく。
自分が暮らしている場所の敷地で少人数から始めていく。
「こういうことやるよー」と口コミで伝えて数人から始める。「この指とまれ」方式。それが、次第に広がっていくかもしれない。
子どもたちが出逢えば自然と遊びに入る。
おにいちゃん、おねえちゃん、いもうとがたくさんできる。
家族同士のつながりができる。
-------------------
ということで、春野にプレーパーク作り。
小さくあちこちで始まりながら、その情報を共有していく。ネットワークができていく。それを発信していく。やがて〈まちなか〉からも家族がやってくるようになるかも。
これは地域の活性化だとか定住促進とか、じゃあない。あくまで、子どもが楽しく遊べる空間づくり。そこがメイン。そこから、いろいろな創作的なものが生まれていく。人間関係も築かれていくよ。守り励まし合いの交流が生まれてくる。