過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

これから山里で起きていく空き家処分の事例

これから山里で起きていく空き家処分の事例。
①高齢でひとり暮らし。子どもは山里から離れて帰ってこない。認知症が進み、養護施設に入ることになった。
②子どもにとって、家の管理は手間。風を通したり草を刈ったり。まちなかから来るのは大変。家は住まないで放置すると荒れる。
③親が施設からこの家に戻ることは、きっとない。借地なので、そこに暮らしていないのに地代を払い続けるのは、ばからしい。
④借地は、契約を解除するとき、家を解体して更地にしなくてはならない。家の解体には、かるく100〜200万円はかかる。さあどうしよう。
⑤そのまま放置していると家は荒れていく。家が荒れる前に処分してしまいたい。建物だけでは、借地のために売りにくい。しかしもう、二束三文でいいから、だれかに引き取ってもらいたい。