過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日本の原風景と交流の場 変更申請

「日本の原風景・生物多様性ある交流の場づくり」として、市に提案していた事業が採択された。30年余の休耕田を蘇らせて、稲作とビオトープ。となりには、オープンテラスと木工所、宿泊施設と天体観測のできる場も近く。
 
ところが、さて実行段階で、田んぼ所有者との契約で、破綻してしまった。「やっぱり貸さない」ということになった。この間、地主は二転三転。まったく残念。
 
まあ、この企画を進めると、外来者がたくさん来る。外部の人が田んぼなどで交流するのは、地元と波風が立つことを懸念したのかもしれない。(もともとは、地元の人からの提案でぼくが動いた企画であったが)
 
説得、懐柔するということは考えていない。「おもしろいからやってみよう」というフットワークじゃないと、なにごとも難しいので。
 
しかし、企画そのものは採択されているので、もったいない。ということで、場所を変えての変更申請。田んぼは難しいが、畑とビオトープは可能。さらに、地元と移住者、まちなかの人、親子の交流ができる場所があるのだ。
 
場所は、うち(デイサービス:みんなの家)の施設の前の畑。200坪。
ホタルの出る公園はすぐとなり、大きなスポーツ広場も隣接、清流の気田川もそば。そして、なによりうちの施設の所有する土地。ぼくがつねにいるので、日常の管理もできる。水利は無理なので、田んぼのできないことはとても残念であるが。
 
さて、この変更申請は認められるかどうか。ま、縁があれば動くし、なければこれでおしまい。次の展開に。
 

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