過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

眠っている村を、洪水が押し流して行くように

長野市の洪水時の浸水想定区域を示す「ハザードマップ」と今回の浸水区域がほぼ一致している。

ということで、地元の「ハザードマップ」を見てみると、こんど事業継承するデイサービスの施設は、土砂崩れ災害区域にかかる。
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気田川のそばにそそり立つ崖が土砂崩れを起こすと、気田川に土砂が流れ込む。すると、金川と気田川の水位が上昇して堤防決壊、施設にまで水が流れ込む恐れあり、ということだ。

ということで、開業申請には「土砂崩れ防災マニュアル」も作らなければならなくなった。こんな山奥でも、浜岡原発から直接で60キロ。そちらのほうもかなり危ないんだけどね。

日本は、どこにいても安全ということはない。地震津波、台風、土砂崩れ、原発など。
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花を摘むのに夢中になっている人を、死がさらって行くように、眠っている村を、洪水が押し流して行くように、花を摘むのに夢中になっている人が、未だ望みを果たさないうちに、死神がかれを征服する。(最古の経典、、ダンマパダ)

 

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