過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

デイサービス事業継承の引き継ぎを行っている

デイサービスの送り迎えをメインに、事業継承の引き継ぎを行っている。

朝のお迎えを4回、帰りの送りを2回。その間に、あかりの幼稚園の迎えと保育所への送り迎えということで、1日に6回の送り迎えとなる。山里とはいえ、さいいわいみんな近い(のがありがたい10分以内)。
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デイの利用者の方々は、じつにみんないい方で、みなさん「ありがとう、ありがとう」と、感謝で迎えてくれる。

いつも書いているが。Fさん98歳(12月で99歳)など、ほんとにすばらしい。

菩提寺の前を通る時「ご先祖様、行ってまいります。ありがとうございます」。帰る時「ご先祖様、戻れました。今日も一日、ありがとうございました」とかならず合掌して声を出される。

いつも笑顔だし、天地悠々として生きておられる。こだわりというものがない。なにか生きている仏様を、お運びしているような気がしてくるのだった。
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日々こうして、送り迎えすることで、人に対する気遣い、体を支えるなどの動作注意、いろいろとぼくには欠けていた部分に気づかされる。

利用者の方々とは、顔なじみになってきているので、いわば家族のようになってくる。ゆったりと過ごし、会話し、ゲームをし、食事をする。施設まで徒歩1分というのも、じつにありがたい。
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ま、肝心の開業申請がいろいろと手間取っていて、来週、やっとのことで行政に申請する。認可されれば、12月1日くらいから一般社団法人あかりとしての運営となる。船出となる。