過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あかりとのことば遊び

あかりと言葉あそびをたのしめるようになってきた。
お箸を口に挟んで、「あーっ」とやっていたので、おとうちゃんも、同じように「あいうえお」。すると、あかりも「あいうえお」。
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じゃあ「かきくけこ」。あかりも「かきくけこ」。
それじゃあ「あいいうえお・あお」。
あかりは、「あいうえおああ」。これは難しいようだ。
「ではつぎ、かききくけけ・かこ」。あかりは「かきくけこかか……」。
「はい、さししすせせ・さそ」。あかりは「さささしすせそそ」。
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以下、はちゃめちゃになる。
ばばびびゔゔ゛どどぐぐ゛どぉぉぉうぷぶぷぷ。
へほぽろんぽろんぱさ ほろんへぽろんぱ
じゃあね、その勢いで。
「おほしさま でたよ ぴっかぴか」
あかりは「おほしさま でたよ ぴっかぴか」。
おお、言えるね。
「じゃあね。たいようがでたよ さんさんさん」。
あかりは「たいようがでたよ さんさんさんさんさんさん」と、歌いだした。次々と異言と歌が混ざってあかりワールドになっていった。
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はい。じゃあね「ふるいけや かわづとびこむ いけのおと」。と俳句やらことわざやらを言うと、なんとか繰り返そうとする。
うん、これはおもしろいね。
じゃあ祝詞だ。
「たかまのはらに かむつまります かむろぎかむろみの みこともちて」。
「かしこみかしこみも まおすー」と言うと「かいこみまうすー」とあかり。パソコンのマウスと思っていたらしい。
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ま、こんなふうに、おとうちゃんが言った言葉を繰り返していく遊び。しかも、とってもスピーディーに繰り出していく。こちらも、頭の体操になるなぁ。
なにかを教えようということじゃなくて、ひとつのことをきっかけにあそんでいく。そうして、次々と新局面が繰り出されていく。予期しない方向にやりとりがすすむ。そこが子どもとのやりとりの楽しいところ。