過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あかりはついに6歳になるのか

「おとうちゃん、ちょっときてー」
──ん? なあに。
「あれ、持ってきて」
──いま疲れているから。動きたくないよ。あかりがほしいんだから、自分で持っておいで。
「だめー。おとうちゃんがもってきて」
──おとうちゃんは、疲れているから動かない。
「だめー。だめー」
──うるさいなあー。おとうちゃんは、えらいんだから。あかりがもっておいで。
「そんなこといったら、あかりなんか、もっとえらいんだよ」
──そうなの。どうして?
「だって今月に6つになるんだよ。6つだよ。
──おお、ついに6つだね。すごいな。
「そうでしょ。来年になったら小学生なんだよ。だから、えらいんだよ」
──そうか。わかったよ。おとうちゃんがもってきてあげる。
そういう会話があった。今月29日に、あかりはついに6歳になる。
写真は、ロープを結んでスラッグラインの練習しているとこ。下には布団を敷いてある。「見てて。見てて」とうるさい。見てないと叱られる。夏休みは8月末までだ。どうしよう。どうなるかなぁ。

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