過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ひとつり暮らしの緊急連絡

山里には、ひとり暮らしのお年寄りが多い。自宅で病気・事故などに陥ったときに、発見されないということもある。この暑い8月、寒い2月など心配は多い。このあたりの課題は大きくなってくる。
自治体によって、いろいろ工夫しているようだ。
①食事の配食や郵便物の宅配とともに、安否確認を行う。
ヤマト運輸と連携して「買い物支援+見守り」をしている。(兵庫・西脇市/高知・仁淀川町商工会など)
③ペンダント型の無線発報機、火災センサー、安否確認センサーを一式として貸し出す。
④センサーで緊急連絡。ご近所さんが駆けつける。(東京・港区など)
熱感知器で火災を感知、トイレなどの扉に設置する開閉センサーで、一定時間扉の開閉がなかったとき、自動的に事業者に通報。事業者の警備員、ご近所さんなど2名が駆けつける。緊急通報受信センターから定期的(月3回程度)に利用者に連絡し、安否確認する。(福島・郡山市など)
---------------------------
うちの利用者さんには、配食サービスやホームヘルパー訪問介護)を利用する方もいる。
ところが、やはり他人が自宅に来るということで、ストレスのようだ。そのために部屋の掃除をしたり、かえって精神的な負担になっているみたい。
一人のヘルパーの方がずっと関わってくれるのならいいが、ローテーションで、毎回、ちがう人がくるとなると、やはり落ち着かないようだ。