過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いのちはひとつ。ゆくいのちと、やってくるいのちはひとつ

うめた ちあきさん(童謡・叙情歌・オリジナルソング/作詩家&シンガー)が来てくれた。この花が咲いたような笑顔。施設内は、緩やかでゆったりと優しい波動に包まれた。
純粋で透明感のある歌声の響き。作詞した内容もまた、さらに胸を打つ。
お話の内容が深くてわかりやすい。それはすべて、うめたちあきさんが、実体験の人生でつかんだもの。豊かな感性でとらえたものだから。
母の看取り体験、父の見守り体験、子育ての体験、それらがすべてつながる。母を看とってその遺体を抱きとった瞬間、はじめて我が子を産んで、赤ちゃんを抱きとった瞬間。おんなじ感動で貫かれた。
まさに「いのちはひとつ。ゆくいのちと、やってくるいのちはひとつ」。そのように感じたという。
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うめたちあきさんの、歌声コンサートと看とりとおくりの体験を話していただく。
3月1日(日)11時と14時。場所は、「みんなの家」(浜松市天竜区春野町気田961-1)11時から、うめたちあきさんの歌とお話。
14時から、「見守りから看とり」のテーマで、田中康彦さんとの対談。池谷が司会進行、インタビューで進めていく。参加費無料。
田中康彦さんは、50代後半からアルツハイマーを発症した妻を見守り支え、そして、看とりと心をこめた手作り葬を実践。普段の日常を創造的におくっている。看とりとおくりもそうした、日常の完結としてとらえる。詳しいことは、昨日の投稿記事に。
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うめた ちあきプロフィール:天竜区佐久間町山香地区出身  実母の看取りをきっかけに2011年より作詩作曲を始める。
看取りをテーマに書いた作品「風の記憶」が第6回全国ゆずり葉音楽祭作詩作曲の部に入賞。 多摩童謡友の会主催 第29回「あなたも童謡詩人」優秀童謡詩人賞 第34回三木露風賞新しい童謡コンクール(兵庫県たつの市)入賞。新作童謡、ふるさとイメージソング、多数発表。
2018年5月よりライブ活動開始 遠州北遠各地の音楽イベントに出演。ふるさとを歌で応援する独自企画「うめたちあき の うた絵巻」展開中。日本音楽著作権協会JASRAC準会員 (一社)日本童謡協会[詩]会員 童謡詩[ぴちぽちの会]会員 和の奏「うたら」主宰。

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