過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

話は祈りにつながらないといけません

話は祈りにつながらないといけません「池谷さん、祈りのともなわない話は、たんなる話だけで終わります。話は祈りにつながらないといけません。わたしどもは、南無妙法蓮華経と唱えて祈り尽くしていきます」と。いきなりそういう電話だ。祈りの力。
……ほんとうにそのとおりで、いま、祈りの力の枯渇ををつくづく感じているところである。祈りだなあ。そこの原点に立ち還らねばばと感じた、ちょうどその瞬間、お電話を頂いたのであった。
その方は、インドで40年余に渡って、僧侶としてお寺で活躍している森田上人(71歳)である。ムンバイ(ボンベイ)にある「日本山妙法寺」の住職である。このお寺は、インドの方が千人くらい祈りに来られるらしい。「きょう日本についたばかりだ」という。
昨年、その森田上人のお話の集いを企画させてもらった。講座の後で、森田上人とインドのスワルナリさん、夫の横田さん、そして日本山妙法寺の市川庵主さんと、夕食ともにして語り合ったことは、とても楽しかった。
今年も、講演をお願いしたいと思いつつ。しかし、森田上人の言われることは適確。「池谷さんとは語り合いたい。なんとか時間か取れないか」とおっしゃっていただいた。さて、どのような展開になるか。一か月は、日本に滞在される