過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

グッドタイミングなことが、ちょくちょく起きる

「牛に引かれて善光寺参り」じゃないが、本来の用事が手間で面倒だなあと思いつつ、その過程で、楽しそうな展開が起きていく。グッドタイミングなことが、ちょくちょく起きるようになってきた。
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山里に暮らすと、銀行に行くのもたいへん。車で往復30分かな。さいわい、近くに銀行の出張のバスが来る。そこで入出金しようとしたら、20万円以上は出せないとか、振り込みも難しい。
仕方ない。クルマで春野支店まで行くか。ああ、面倒だな。でも、不思議なことに、そうしたとき、思ってもみない人に出会ったりする。
向こうから挨拶してくれた人がいた。初対面だが、こちらのことをよく知ってくれていた。いろいろお話すると、貴重な情報がえられた。そして、今後、タイアップして、いろいろなことができそうな気がしてきた。インドネシア人のインバウンド、知的障害者のツアー、OSHOのダイナミック瞑想キャンプとか……。
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次に出会った人は、お互いに挨拶したものの、あれ誰でしたっけ? お互いにどこかで見たことがある。でも、思い出せない。
……ああ、そうだ。先日、インドネシア人の家族とハラールの食品加工所探しの時に訪ねた地主だった。
そこは9千坪の土地と建物がある。広大な土地は、ムスリムのコミュニティに最適と思われた。
いきなり、そこを売りませんかというような話をして、ぶしつけというか、失礼なことも言ったように思い、気にしていた矢先であった。その後、食品加工所が決まったこと、土地の活用法など語り合い、交流が深まったのはよかった。
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なにがいいことかよくないことか、そのときにはわからない。いいことがよくないことになり、よくないことがいいことになる。それはわからない。ともあれ、パズルがうまい具合にはまっていくようなことが、近ごろはよく起きている。これからも、次々と起きていく予感。