過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

原発がひとつでも攻撃されたら、ひとたまりもない。

原発2)日本全国にずらっと原発がある。55基もだ。
その原発がひとつでも攻撃されたら、ひとたまりもない。攻撃しようと思えば、ミサイルや自爆テロなど、さまざまな攻撃が考えられるのだ。

防御する手段はあるのだろうか。あるとは思えない。軍事力を増強しても、まったくお手上げだ。原発が攻撃を受けたら、もはや人が住めない土地になってしまう。永久にだ。

ただ、こういう楽観論はある。
相手の国を占領したいという時、人々を支配し土地を手に入れたいわけだ。その土地にある原発を破壊すれば、何十万年も汚染された土地なってしまう。そうなるとその国の価値はなくなる。破壊するだけで占領の効果がない。という意味で、まさか原発がねらわれることはないだろう、と。

いずれにしても、さあねらってくださいと言わんばかりに、55基の原発が日本全国にあるのは事実であり、停止していようが運転していようが、破壊されたら、それでおしまいという事実。

この事実を冷厳にみておかないと、憲法改正をして軍事予算を増強して自衛力を高めようとしても、ほとんど意味がないようにも思えてくる。

そんなことよりも、目に見える危機は少子化だろう。自然災害だろう。防衛費よりも、災害のためのインフラ増強。そして、将来を担う子どもたちに対しての教育にお金を掛けたほうがよいと思ったりもする。