過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山里のネットワークをつくりたいから

日頃、出会うのは、まったくお年寄りばかり。ぼくはだいたい声をかけて立ち話をする。あかりといると、相手も気を許すし。すこしずつ輪が広がる。

日常の話題がはずんでくる。やがて名前を聞く。どのあたりに住んでいるのか、聞く。なにをされているのか、聞く。あとでゼンリンの地図でチェック。だれとだれが親戚か、遠縁かもわかってくる。

山里の歴史、暮らし、経済、慣習、もろもろがすこしずつみえてくる。そこが、おもしろい。

あとでエクセルに、会った人の記録を入れる。ときに写真を撮る。で、人の暮らしのデータバンクができていく。

まあ、そういうのが趣味だから。もっと深く、人との関係を築いていきたいから。山里のネットワークをつくりたいから。

さらには、空き家情報にもつながる。移住したい人につなげていくことができる。結果として、定住促進にもなっていく。