過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

新しいスタートは、いつでもきれる

夜は疲れて、くったくた。夜も遅くなれば、なんとなくああだめだなあと被害妄想に陥りそうになったり、先ゆき不安が襲ってきたり、あんまりいいことはない。

とにかく寝る。寝つきが悪くても熟睡できなくてもだ。寝る。

朝になったらすっきり目覚める、からだも軽いというのが理想。だけど、いつものことで、そうはならない。

それでも、早朝という時間はありがたい。力が湧く。頭も新鮮だ。前向きになる。よしやろう、という気分になる。

この黄金の時間を、つまらないことに費やしてしまうと、もったいない。もう午後になって、いつのまにか夕方になってしまい。ああもう暗くなってきた、と。

まあ、人生もそういうものかもしれない。死ぬということは、肉体が疲れて、壊れてもう使えない。もう無理。休もう。眠っている間に、リセットされる。

そしてまた、新しい生として再生する。そんなことの繰り返しなのかもしれない。都合のいいことに、前日のこと(過去世)はすっかり忘れている。つねに新しいスタートが切れる、と。

毎日、毎日、死と生を繰り返している。新しいスタートは、いつでもきれる。だめだといことはない。だめだということかあるとすれば、それは自分でそう決めたときだけ。そう思うことにしよう。