過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「筋トレ」であり「有酸素運動」と思って、がんばるしかない

あかりがカリンバを弾きながら、めちゃめちゃな歌を歌いだした。おとうちゃんのマネをしているのだ。
─よしよし、ひとり遊びをしてくれた。
そう思っていたら、「お風呂入ろう。遊んでー」とやってきた。
仕事は、中断して一緒に入らねばならない。
入るとだいたい一時間ちかくになる。
バシャバシャと湯をかけあったり、くすぐりっこしたり、水の底から「ワニが出てきた。ガオー、食べちゃうぞぉー」みたいなことになる。
あかりは、楽しそうに笑いころげている。「もっと遊んでー」と、体力の限界がない。
─もうおとうちゃんは、疲れたからやめたいよー、お風呂、出よう。
そう言っても、「だめー」と許してくれない。
こちらは、ヘトヘトだ。
まあしかし、こういう親子の裸の遊びなど、いましかできないわけで、まさに黄金のような時と思うことにする。
運動不足なので、「筋トレ」であり「有酸素運動」と思って、がんばるしかないわけだ。