過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

デイサービス「みんなの家」に通うあかり

あかりが手を挙げたといっては笑いを誘い、拍手をしたと言っては喜んでくれる。

11時から、「きょうはなんの日」というお話。どんな記念日、だれそれの誕生日と。昨日は、法然上人の誕生日だとか。それから、歌。ウクレレや沖縄三線の伴奏で、春が来た、むすんでひらいて、朧月夜などを歌う。そして、体操。あかりは、このコースに参加している。

すぐ近くのデイサービス「みんなの家」に通うあかり。みなさん、あかりを待っていてくださる。わあ、きたきたと喜んでくれる。お父ちゃんがこうして連れ出すことで、家内は事務処理などに手をつけることができる。

お年寄りと幼児の出会いの場というのが、もっとあるといい。老人保養施設のそばに保育所、幼稚園、小学校が。お年寄りは、子どもを見ているだけで、心安らぐ。元気がもらえると思う。