過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

火災保険を調べている

火災保険(3) 友人の火事の被害を機に、火災保険に入ろうと思って、いま調べているところ。火災保険は、建物や家財など、火災で失った価値の補償をするわけだ。さて「わがやの価値」は、どれくらいだろうか。築40年の古民家だから、一般的には建物の価値は「ゼロ」か。

価値ゼロに建物に対して、2,000万円の保険をかけられるのか。かけられたとしても、価値以上の保険なので、災害に遭っても保険金が下りないかもしれない。あるいは、申し込むときに査定されて、ダメとなるのかもしれない。

つまり、田舎で100万円以下の物件を買って、それに数千万円の保険がかけられるとしたら、火災を誘発して多額の保険金を得ようという輩が出るかもしれない。そのあたりはシビアになっていると思う。

なので、現在の家の「価値」以上の保険はかけられない。あるいは、価値以上の保険金は下りないことになっているのではないか。そう考えた。

けれども、「今の時点の価値の補償」という考えではなくて、「これからの生活の継続」ということになると、同等の住宅が必要になる。その土地に建てるしかないのだ。クルマを買うようなわけにはいかない。たから、新築とならざるをえない。

そうなると、「新築同等の金額」が補償されなければならないことになる。

ということで、ネットでいろいろ見積もりをとって、すこしずつわかってきたのだが、建物の古さではなくて、「広さ」で金額の上限が設定されている。わがやは150平米なので、平米あたり18万円として、2,700万円まで保険がかけられる。そうなると、掛け金は、年に18,000円程度だ。

そして、家財も必要だ。これは、家族構成で上限がきめられる。夫婦と幼児一人というと、1,500万円まで。ということで、建物が2,700万円、家財が1,500万円。合計4200万円の保険となる。この掛け金は年に28,000円くらいだ。

ただし、これに地震や台風などの保険を入れると、この倍くらいの掛金となってくる。……とここまで、理解してきた。あした、農協の営業マンに来てもらって、説明してもらうつもり。