過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

パラフィンワックスで羽根をむしる

猟をやっている知人から聞いた話。アイガモは羽根をむしるのが、いちばんたいへん。ニワトリとちがって羽根が小さい。胸のところの羽毛が密集していて、手間がかかる。羽根をむしるのができれば、あとの解体はかんたん、という。

そこで、パラフィンワックスを使う方法があるという。パラフィンワックスは、キャンドルなどに使うロウだ。溶かしたパラフィンワックスのなかに、カモを入れる。固まったところで、バリバリとワックスをむいていくと、羽根まできれいにむしりとれてしまうという。

この方法がよさそうだ。あとは、解体して、冷凍しておけばよい。46羽いるので、一年分の食肉は確保できるかもしれない。ただ、パラフィンワックスが、健康によいかどうかが、わからない。値段は張るが、ミツロウならよさそうだ。