過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「みんなの創造プロジェクト」の締め切りが1月8日

浜松市の「みんなの創造プロジェクト」の締め切りが1月8日。ということで、元旦から企画書づくりをしている。あれこれ企画は浮かんでくる。さて、どれに絞ろうか、というところ。

ひとつは「自然体感アート&クラフト展」。この山里のフィールドで、自然素材を使ったアート展、クラフト展。前衛的なものじゃなくて、暮らしに密着したもの、自然のなかに溶け込んでいるもの。地元のアーティストや普通に暮らしている人が創作していく。越後妻有(大地の芸術祭)など、各地で大々的に展開しているアート展もあるが、まずは春野の山里で一歩をふみだしてみたい。

もひとつは「 いのちめぐる農業体験」。耕作放棄地よみがえらせ、米と豆で安心安全な食づくり。アイガモ農法での米作り、お米から麹を作って甘酒に味噌。大豆も栽培。土起し、種まき、田植え、草取り、収穫、加工まで一貫した流れを、一年を通して体験してもらうというもの。

それから、「放置竹林の竹を伐採しての炭焼きと竹の家づくり」。竹をフル活用したプロジェクト。あるいは、「間伐材を活用して、森の家づくり」。家作りのノウハウ、スキルを身につける。一緒にサポートしあう仲間づくり。山里の資源の活用になる。

こうして、思いつきはたくさんあるけど、地域課題をどう解決していくかというところ。予算を組んで、実現の構造をどうつくるのか、というところ。「みんなの創造プロジェクト」は、「なかなかおもしろそうだ」というところから、採択してくれるかなり懐の深い助成事業。みなさんも、頭の体操にもなるので、エントリーしてみるといい。

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/bunka/minpro/h28minpro.html