過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

田んぼ  むつかしい

田んぼから水が抜ける。なにしろ20年もの休耕田だ。川の水を溜めておけないので、水をいつも入れっぱなしにしている。すると、水温が低すぎること、深水になりすぎて、苗が成長しない。隣の田んぼは、苗が青々と勢いがあるけど、うちの田んぼは元気なし。かなり心配。

さらには、除草剤を使わないで育てようと思っている。「そんなことしたら草がものすごいよ、たいへんだよーー」「収穫の時だって、苦労するよ」。周囲の農家の方たちは、みんなそう言う。たいていは、一度だけ除草剤をまくという。

近所で除草剤を使わないで田んぼをやっていた人がいると聞いて、お訪ねした。「いやぁ、あまりに草がものすごいので、昨年から除草剤を使うことにした」と言っていた。

畦を固めて固めて、水漏れを防いでみる。まずはそこからだ。