過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

仮執行付きの判決が出たのだから、判決確定前に強制執行ができる

裁判に勝った。2週間以内に相手が控訴しなければ、判決が確定する。すると相手は、ぼくに対して損害賠償の支払をしなければならない。支払いをしなければ強制執行される▲もしも相手が判決に不満で、控訴すれば、次の舞台は静岡地裁となる。これも半年くらいかかるかもしれない。まあそのときは、それで粛々とやればいい。

さて、この判決はこわい。「仮に執行することができる」とある。いわゆる「仮執行付きの判決」だ▲どういうことかというと、2週間待って判決が確定する前に、相手の財産の強制執行ができるということだ▲これをやられると、相手にしたら、えらいことだ。突然、執行官がやってきて、事務所の金目の物に対して、赤紙をベタベタと張られて、使用できないようになってしまう。すると、営業はできなくなる。ときに、預金通帳も差し押さえられる。

それくらい、裁判で負けるというのは、えらいことになる▲たんに負けた、だけではすまない。のんびりしていると、財産が差し押さえられてしまうのだから▲で、ぼくはいまその強制執行の準備をしようと思っている。相手に恨みはないんだけど、まあゲームは王手で相手が詰むまでやることになるんだからね▲相手は、そんなこともつゆしらず、なんとかなるさとタカをくくっているだろうか……。